【札幌】タイのスポーツ・観光省と提携 クラブが海外の官庁とは初「いろんなイベントできたら」

国際交流事業「ユースエリート・デベロップメントプログラム」の調印式に出席した三上代表取締役GM(右)。中央はタイの観光・スポーツ省ドゥワンソートシー大臣顧問、左はタイのスポーツ庁チャンシュム副理事長(撮影・保坂果那)

北海道コンサドーレ札幌は25日、札幌ドームでタイのスポーツ・観光省と「ユースエリート・デベロップメントプログラム」の調印式を行った。クラブが海外の官庁との提携を結ぶのは初めて。調印式に出席した三上大勝代表取締役GM(50)は「北海道をホームタウンとする我々の、アカデミー含めた活動を評価された。大変ありがたく、身の引き締まる思い」と話した。

同省のシーラーポップ・ドゥワンソートシー大臣顧問は「タイの少年たちが成長できたら。コンサドーレというクラブはタイでも知名度が高い。これからもいろんなイベントができたら」と期待した。

7月にタイから約20人の18歳以下のエリート選手を北海道に受け入れ、札幌アカデミーチームほかとの交流を図る予定。