【浦和】8試合連続で勝ち星なし リーグ全試合出場ショルツ「選手それぞれが見つめ直して」

C大阪対浦和 C大阪に敗れ肩を落とす浦和の選手ら(撮影・和賀正仁)

<明治安田生命J1:C大阪2-0浦和>◇第15節◇25日◇ヨドコウ

浦和レッズが9試合ぶりの黒星を喫した。前節21日鹿島戦までJ1タイ記録の7戦連続ドロー。3月19日磐田戦で勝利してから8戦連続で勝ち星をつかめていない。

センターバックとして懸命にゴールを守り続けているDFアレクサンダー・ショルツ(29)は「どの試合でも細かなところが相手サイドに行っている状況」と苦しい表情を浮かべた。

前半から試合を優位に進めながら、MFシャルクのシュートがゴールポストに嫌われるなど、流れがなかなかやってこない。ここ最近の試合でそんな状況が続いている。「自分たちがステップアップしないといけない。選手それぞれが見つめ直して、改善していかないと。特に経験のある、私を含めて年齢が上の選手たちがしないといけない」。自らにもいい聞かせるように、上昇への方法を探した。

ショルツはここまでリーグ全15試合に出場。うち14試合でスタメンとフル稼働が続くが、「コンディションは非常にいい。メンタルもいい。フラストレーションをさらなるエネルギーに変えていきたい」。タフな助っ人とともに、中2日で迎える28日福岡戦で、次こそ白星をつかみたい。