聖和学園ドリブル猛攻で快勝 背番号10の石沢海陽「落ち着いたゲームができた」

後半、ドリブル突破を図る聖和学園MF石沢(右)

<東北高校サッカー:聖和学園3-0八戸学院野辺地西>◇18日◇準々決勝◇35分ハーフ◇遠野市国体記念公園市民サッカー場

聖和学園(宮城1位)は八戸学院野辺地西(青森2位)に3-0で勝利。MF石沢海陽(かいじ=3年)を中心にドリブル突破でチャンスをつくり、後半に3得点と突き放した。

聖和学園の10番が左サイドからチャンスメーク、勝利を引き寄せた。石沢は「前半はリズムをつくるのが難しかったですが、後半は相手の疲れもあって自分たちのドリブルが生きて、落ち着いたゲームができた」。後半22分、FW桃原泰河(3年)が先制すると、その2分後に石沢のドリブル突破からMF中村倫(3年)が2点目を決めた。その4分後には、ドリブル突破でファウルを獲得。ペナルティーエリア手前から中村がFKを決めて3点目。ドリブルでリズムをつくる聖和学園らしい猛攻で快勝した。