【京都】コロナ禍、急造布陣で劇的な勝ち点1 曹貴裁監督は「全員で取ったゴール」

G大阪対京都 試合終了でガックリ肩を落とすG大阪GK東口(中央)に京都大前(左)からも声をかけられる。右は三浦(撮影・清水貴仁)

<明治安田生命J1:G大阪1-1京都>◇第23節◇30日◇吹田

京都サンガFCは厳しい状況下で劇的に勝ち点1を得た。新型コロナウイルスの陽性者が計21人となり、24日まで活動休止。エースFWウタカらがベンチ外となり、急造布陣で臨んだ。

終盤にはMF金子が2枚目の警告で退場。敗戦濃厚の後半ロスタイム7分に得たPKをFW大前が決めた。曹貴裁監督は「全員で取ったゴール。サンガの魂が大阪の地に届いた」と興奮気味だった。