J2新潟残り12戦 堀米悠斗主将「プレーに責任を」J1自動昇格へチーム引き締め

ミニゲームでボールをキープする堀米(左)

J2で2位アルビレックス新潟は14日、アウェーで15位栃木と対戦する。

リーグ戦は残り12試合。J1自動昇格へ、4試合ぶりに勝利を挙げ、リーグ序盤戦でみせた勢いを取り戻すキッカケを作りたいところだ。主将のDF堀米悠斗(27)は「それぞれが、その場その場で正しい判断をして(勝負の)つけどころ、時間帯を理解した上で勝利を目指す」と気合十分だ。

ホームでの6日徳島戦。1-2の後半40分に堀米はMF秋山の右クロスに合わせ、“弾丸”ヘッドを決め、ドローに持ち込んだ。超攻撃的サイドバックの本能が凝縮された今季初得点に「体が勝手に動いた。ただ失点に絡んでいたし、それでちゃらになったとは思ってない」と振り返ったが、「あの勝ち点1を拾えたことが大きかったとあとで言えるように、ここから勝利を重ねていく」と話した。

ここ3試合は複数失点(計7失点)が続き、2分け1敗と苦戦する。3戦で6得点とゴールは奪えているだけに、いかに失点を減らすかがカギになる。「自分たちのミスでゲームを難しくしている。基本的な部分や約束事を全員で確認し、(攻守両面で)プレーに責任を持つことが重要」とチームを引き締める。【小林忠】