【柏】椎橋慧也5連勝へ意欲「出た選手がやるべきことの整理ができている」2位躍進で成長実感

柏椎橋慧也(2022年4月9日撮影)

柏レイソルのMF椎橋慧也(25)が12日、サンフレッチェ広島戦(14日、三協F柏)に向けオンライン取材に応じ、5連勝へ意欲を見せた。

前節京都サンガ戦は、エースMFマテウス・サヴィオ、ゲーム主将のDF古賀太陽が欠場の中でも、試合終了間際にMF武藤雄樹の得点で劇的勝利。武藤にラストパスを供給したのが椎橋だった。「武藤さんとは練習中から、合わなくても繰り返し(縦パスを)チャレンジしている。それが最後のプレーで実って良かった」と振り返った。

今季は若手中心の編成。昨季は残留争いに巻き込まれており、開幕前の下馬評は軒並み低かった。しかし、下馬評を覆し、現在、リーグ戦では2位と躍進している。椎橋は下馬評に「あまり気にしていなかった」と苦笑し「出た選手がやるべきことの整理ができている。こういうサッカーをすれば結果がついてくると自信になっている」と、成功体験を重ねてチームがたくましくなっていると実感する。

現在2位の順位に「素直にうれしい。でも、まだシーズンが終わってない。ここからが勝負」と気を引き締めた。14日の広島戦へ「立ち上がりからガンガン行って、上位に行くために勝ち点をとりたい」と攻めの姿勢を強調した。