【ACL】BGパトゥム手倉森監督、初4強逃すも歴史作る「完敗だったが健闘したんじゃないか」

浦和対BGパトゥム 試合を終え、浦和ロドリゲス監督(左)と笑顔で握手を交わすBGパトゥム手倉森監督(撮影・河田真司)

<アジア・チャンピオンズリーグ(ACL):浦和4-0 BGパトゥム>◇決勝トーナメント準々決勝◇22日◇埼玉

BGパトゥムが挑戦したタイ勢初の4強はかなわなかった。手倉森誠監督(54)は、すがすがしかった。「クラブ史上一番のビッグマッチだったと思う。ビッグマッチで惜しかったなという負け方ではなく、すっきり負けたことで、我々は気持ち良く前に進めていくんじゃないか」。

試合後、BGパトゥムの選手たちが浦和のゴール裏へあいさつに行くと、浦和のサポーターから大きな拍手を送られた。手倉森監督は浦和ロドリゲス監督に歩み寄り、握手で勝利をたたえた。

「(浦和のゴールが取り消しとなった)VARに2度助けられながら、何か起こせそうな雰囲気を感じて。終わってみれば4-0というスコアで完敗だったと思うが、我々BGは健闘したんじゃないかという話はしました」。クラブ初の8強入りの歴史をつくった今大会。次はもっと驚かせたい。