鈴鹿カズの「師」松木安太郎氏が激励「カズ見たい」連呼から「いやあ出たねえ」完全応援モードに

サッカーJFL 鈴鹿ポイントゲッターズ対ヴィアティン三重 会場入りした鈴鹿・三浦知良と談笑する松木安太郎氏(左)(撮影・森本幸一)

<JFL:鈴鹿ポイントゲッターズ2ー0ヴィアティン三重>◇第20節◇4日◇三重・四日市市中央陸上競技場

実戦復帰した鈴鹿FWカズ(三浦知良、55)を、かつての「師」が激励した。

ダービー戦のネット中継解説、ハーフタイムイベントのゲストとして松木安太郎氏(64)が来場。3カ月半ぶりのカズのプレーに目を細め「すごいよね。もう、ピッチに立っているだけでうれしい」と話した。

絶叫型応援解説者としてキャラを確立している松木氏だが、元日本代表の名DFでヴェルディ川崎の初代監督としても有名。1993年のJリーグ発足時には35歳でカズやラモスらスター軍団をまとめ、年間王者に導いた「凄腕」でもある。

この日はハーフタイムのトークショーで「カズが見たい」を連呼。練習中のカズが「乱入」して4000人のファンを沸かせた。後半35分に途中出場すると「いやあ、出たねえ」「もう何もしなくてもいい」と、完全に応援モードだった。

試合後には、カズと鈴鹿の特別コーチを務める武田修宏氏を激励。かつてJリーグを席巻した監督と2トップは、30年たっても元気だった。