柏のネルシーニョ監督(72)が8日、浦和レッズ戦(8日、埼玉)に向けオンライン取材に応じ、残り6試合で開幕前の目標(勝ち点60)達成を掲げた。ネルシーニョ監督は開幕前、全34試合を前・後期17試合ずつに分け、さらに5、6、6試合と分けて各ブロックで勝ち点10を積むことを掲げていた。現在は勝ち点44。目標より6ポイント少ないが、5位につけている。
最後のブロックとなる6試合に向け、指揮官は「目標に到達することが大事。このブロックで勝ち点10は最低ライン。取りこぼした6も補う。これができれば今季掲げた目標に到達できる」とラストスパートへ意欲を見せた。
昨季は残留争いに巻き込まれ、今季は若手主体の編成となった。開幕前の前評判は決して高くなかったが、パリオリンピック(五輪)世代のFW細谷真大、GK佐々木雅士ら若手の台頭もあり、上位に食い下がっている。指揮官も「今季は順位を見れば、決して悪くはない。むしろよくやれていると思う。若手主体のチーム編成に切り替わった変革の1年で、周りの期待を裏切る形で上位につけた」と手応えを感じている。
ただ、若いチームゆえ、ゲームコントロールの部分で課題もあり、前節は最下位のジュビロ磐田に2点リードを追いつかれ勝ち点1しか手にできなかった。直近4試合で勝利から遠ざかる。ネルシーニョ監督は「ゲームの流れを読むことは必要で、前日にも選手に話をした。ゲームの中で我々が引き起こしたミスが、順位を下げた要因。残り試合、強度を高く保ち続け、90分で浮き沈みなく、少しでも長く攻守で支配しながらしっかりコントロールすることを意識しながら戦っていく必要がある」と、さらなる上積みを掲げる。
浦和戦に向け「(浦和は)今季、若手主体に取り組んでいる印象でセットプレーからの得点も多い。難しい試合になる。ゲームの入りからアラートに入る必要がある」。立ち上がりから集中し、目標達成へ、勝ち点3をつかみにいく。