日本サッカー協会(JFA)は、協会の創立記念日である10日、第17、18回日本サッカー殿堂の掲額式典を都内のJFAハウスで開いた。
第17回では国内初のプロ選手となり、日産や日本代表で活躍した木村和司氏の殿堂入りが発表済みだった。
第18回では元日本代表監督のイビチャ・オシムさん、高校サッカーの国見高(長崎)を名門に育て上げた小嶺忠敏さん、主に南米サッカー連盟と深い関わりを持ち、02年W杯日韓大会の招致にも尽力した北山朝徳さん、清水FCの立ち上げなど静岡県がサッカー王国になる礎を築いた綾部美知枝氏(73)が、殿堂入りした。
式典に出席した木村氏は現役時代の記憶を聞かれ「一番は日韓戦」と、語り継がれる85年10月のW杯メキシコ大会アジア最終予選ホーム韓国戦(国立)で見せたFK弾を挙げた。
11月にW杯カタール大会に臨む日本代表に向けては「一番は自分たちが喜んでほしいし、多くの人を喜ばせてほしい」と、好結果へ期待を込めた。
式典では殿堂入りしたそれぞれに、顔のレリーフが入った額が手渡された。オシム氏のものは教え子である羽生直剛氏、佐藤勇人氏、鈴木啓太氏が、小嶺氏のものは家族と教え子の大久保嘉人氏がそれぞれ代理で受け取った。