<明治安田生命J1:川崎F4-0広島>◇第29節◇10日◇等々力
ピッチ内外で、主役は川崎フロンターレのMF家長だった。
サンフレッチェ広島との上位対決で、先制点とダメ押し。今季2度目の1試合2得点で、チームを勝利に導いた。「勝利することが義務づけられていると思うし、求められている」と頼もしかった。チームはこれで2位に順位を上げ、首位横浜の背中を捉えた。家長は「試合数は少ないが、気楽に真剣に頑張っていきたい」と“らしい”言い回しで表した。
ミックスゾーンに来ても“家長節”は止まらなかった。これで今季10得点。36歳シーズンに2桁得点は、日本選手では最年長記録。得点ランクは2位タイとした。1位は清水FWチアゴ・サンタナの11点。残り7試合で、自身初の得点王も現実的となったが、家長は「得点王になったら、日本サッカー界はやばいと思う」。自虐的? 遠慮気味? の語り口。36歳の頼りになるベテランを中心に、クラブ史上初のリーグ3連覇へ歩みを進める。