【磐田】藤田俊哉氏のクラブ愛と覚悟 J1残留へ17年ぶり古巣復帰「与えられた使命を全力で」

磐田のスポーツダイレクターに就任した藤田氏

J1ジュビロ磐田のレジェンドが「クラブ愛」を胸に、J1残留へのサポートを誓った。強化責任者にあたるスポーツダイレクターに就任したクラブOBで元日本代表の藤田俊哉氏(50)が15日、磐田市内で会見に臨んだ。黄金期を築いた同氏は選手として最後に在籍していた05年以来、17年ぶりの古巣復帰。会見では「覚悟を持ってきた。火中の栗と言われるけれど、どんな栗でも拾う。与えられた使命を全力でこなすことが私の仕事」と所信表明した。

今季も残り6試合で現在最下位。チーム内では選手とスタッフの計9人がコロナウイルスに感染するなど、状況はさらに厳しくなった。それでも、可能性がなくなったわけではない。藤田氏は「まだ6試合ある」と強調。当面は現場に近い立場として、チーム状況が好転するための環境作りを進めていくという。

現役引退後は指導者として主に欧州で経験を積んだ。オランダでは名門VVVでコーチを務め、プレミアリーグのリーズでは強化部の1人としてクラブ運営に携わった。自身の経験も伝えながら、クラブ再建を目指す。時間が限られている中でのミッションとなるが、「選手たちが思い切りできる環境を整えてピッチに送り出したい」。目先の目標を達成するために、全てをささげる。【神谷亮磨】