【鹿島】鈴木優磨、岩政大樹監督らの猛抗議実らずドロー「10月に勝ちきれるようにいい準備を」

鳥栖対鹿島 後半、鹿島アルトゥール・カイキ(中央)は同点ゴールをきめ喜ぶ(撮影・梅根麻紀)

<明治安田生命J1:鳥栖1-1鹿島>◇第30節◇16日◇駅スタ

鹿島アントラーズはサガン鳥栖と1-1の引き分けに終わった。

終盤はどちらに追加点が生まれてもおかしくない展開の中、後半ロスタイムに鹿島MF樋口雄太のシュートが、相手に当たってゴールラインを割ったように見えた。だが、主審の判定はゴールキック。既に途中交代していた鹿島FW鈴木優磨、アルトゥール・カイキが、ピッチの外から猛抗議し、岩政大樹監督(40)もサイドラインを越えて抗議に向かった。主審からテクニカルエリアに戻るように促され、イエローカードをもらってしまった。

試合は引き分けに終わり、試合後、岩政監督は「今、取り組み始めているところで、うまくいっている時間帯からうまくいかない時間帯になったとき、(再びいい時間に)戻るまで少し時間がかかった。そこがもったいなかった」と振り返った。

「ある程度の手応えと、まだまだ詰めないといけないところの両方あったがいい試合だった。アウェーで勝ちきるところまで持って行けなかったのは僕の責任。10月に勝ちきれるようにいい準備をしたい」と話した。