＜私のベスト11／現日本代表以外の欧州組ベスト11＞
9月の日本代表のドイツ遠征メンバーに選ばれなかった選手の中にも欧州で活躍する日本選手は多い。今季の所属チームでの活躍度などからベスト11を選出してみた。
システムは4－3－3。
左ウイングはオーストリア1部LASKで躍動するFW中村敬斗。チームの得点源として期待できそう。右ウイングにはオランダ1部AZアルクマールのDF菅原由勢。右サイドバックが主戦場だが、右の前線でもプレー可能で、そこからのクロスをフランス1部トゥールーズのFWオナイウ阿道が狙う。
インサイドハーフにポルトガル1部ジル・ビセンテでピッチに立ち続けるMF藤本寛也とベルギー1部アントワープでチームの開幕連勝に貢献しているMF三好康児。中盤の底にはボール奪取力が高いスペイン2部ウエスカのMF橋本拳人を置いた。
右サイドバックはドイツ2部ハノーバーのDF室屋成。FC東京から移籍3季目の今季、海外初ゴールを記録した。左サイドバックもFC東京出身で今夏からポルトガル1部ギマラインスに加入したDF小川諒也。ここまでコンスタントに出場機会を得ている。センターバックはベルギー1部コルトレイクで主力を務めるDF渡辺剛。この3人はFC東京で最終ラインを形成しており、アンカーの橋本（15～20年＝FC東京）とともに守備を固める。
残るセンターバックはフランス2部ニームのDF植田直通。けがから復帰し、徐々にコンディションを高めている。GKは今年9月から出番を増やすポルトガル1部ポルティモネンセの中村航輔。
この他にもベルギー1部シャルルロワのMF森岡亮太、ドイツ2部ビーレフェルトのMF奥川雅也、スイス1部グラスホッパーのMF川辺駿、ベルギー1部オーステンデのMF坂元達裕、ベルギー1部シントトロイデンのFW林大地、DF橋岡大樹など、数多く日本選手が欧州各国リーグで奮闘している。
【石川秀和】