【浦和】今季最多タイ4失点でリーグ3戦連続で白星つかめず ルヴァン杯に続き大量失点

広島対浦和 前半 広島森島が先制ゴールを決める。手前は浦和GK西川(撮影・加藤孝規)

<明治安田生命J1:広島4-1浦和>◇第31節◇1日◇Eスタ

浦和レッズがサンフレッチェ広島に今季最多タイの4失点を喫し、リーグ3戦連続で勝利をつかめなかった。9月25日のルヴァンカップ準決勝・第2戦で今季初の4失点を喫してから、2戦連続の大量失点。7月に加入してから負傷でリハビリを続けていた、FWブライアン・リンセン(31)が後半17分にデビューしたが、白星にはつながらなかった。

広島のハイプレスに敗れた。前半22分。MF岩尾からGK西川へのバックパスが短くなった。ここに詰めていた広島MF森島がカット。西川は1度はシュートを阻んだが、森島に押し込まれた。

1点ビハインドのまま迎えた後半17分には左コーナーキックからつながれて、DF荒木に2点目を献上。26分にもパスミスからMF満田に3点目を許した。

後半31分にFWリンセンのアシストからMF柴戸が1点をかえしたが、同38分に再び満田に技ありのフリーキックを決められ、突き放された。

浦和は8月にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝進出を決めるなど好調だったが、リーグ終盤に苦戦が続いている。