【ルヴァン杯】工藤壮人さんの冥福を祈りキックオフ前に黙とう 広島ベンチには背番号「9」

C大阪対広島 広島在籍時に工藤さんがつけた9番のユニホームがベンチ横に掲げられた(撮影・江口和貴)

<ルヴァン杯:C大阪-広島>◇決勝◇22日◇国立

サンフレッチェ広島とセレッソ大阪のルヴァン杯決勝のキックオフ前に、21日に水頭症で死去した工藤壮人さん(享年32)の冥福を祈り、黙とうがささげられた。両チームのイレブンがセンターサークルに集まり工藤さんの冥福を祈った。

工藤さんは17年から2年間、広島に在籍。広島のベンチ横には、工藤さんの背番号「9」のユニホームが飾られた。スタンドには「工藤壮人の魂は永遠に俺達と共に」と書かれた横断幕が掲出された。黙とう後、広島サポーターからは「工藤コール」が沸き起こった。