袋井MF千年「練習の成果」高校初の直接FK弾で8年連続決勝トーナメント進出導く

後半9分、FKを決める袋井MF千年

<全国高校サッカー選手権静岡県大会:袋井2-1浜松湖東>◇22日◇1次トーナメント4回戦◇オイスカ浜松国際高グラウンド

決勝トーナメントに進む8校が決まった。第4シードの袋井は2-1で第5シードの浜松湖東を下した。U-18プレミアリーグの静岡学園や同プリンスリーグ東海の6チーム、今夏全国総体代表の磐田東を加え、16チームが30日開幕の決勝トーナメントで対する。組み合わせ抽選会は24日、静岡市内で行われる。

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袋井MF千年波留(ちとせ・はる、2年)が、チームを8年連続の決勝トーナメント進出に導いた。前半3分、右からのクロスに右足を伸ばし、先制点をアシスト。後半9分には、ゴール正面のFKを右足で直接決めた。「高校初のFKでの得点。うれしいです」。腰痛が治った今夏から、FKの精度を上げるため、自主練習を続けていた。「練習の成果が出てよかった」と笑顔を見せた。