清水エスパルスDF片山瑛一(30)がフル出場での6試合ぶり勝利を誓った。29日のホーム鹿島アントラーズ戦に備え、26日は静岡市内で調整した。前節ジュビロ磐田との静岡ダービーでは4試合ぶりに先発出場するも、1点リードの後半ロスタイムに足がつってピッチを退いた。チームは直後に同点弾を献上し、「ふがいなかった」。くしくも、自身が出場していた右サイドを崩されて失点しただけに悔しさも大きかった。
磐田戦で勝利すれば13位に浮上していたが、16位で残り2試合を迎える。今季はホームでわずか2勝。J1からJ3の全58クラブではワーストで、ロスタイムでの失点もJ1最多の「8」と不名誉な記録が並ぶ。片山は「次はサポーターと喜び合って終わりたい」。今季のホーム最終戦となる次戦こそは勝利だけが求められる。
来季のJ1残留のためにも残り2試合での敗戦は許されない。対する鹿島とは4月の前回対戦で1-2で惜敗。伝統の堅守を打ち破らなければ勝ち点3も引き込めない。「サッカーの本質でもある、走る部分や戦う姿勢で絶対に負けてはいけない。勝って、次につなげたい」と片山。最終盤で意地を見せ、自力で残留を勝ち取る。【神谷亮磨】