【清水】権田「勝ってJ1に残す任務全う」勝ち点3が絶対条件、負けられない一戦に全てを懸ける

勝利だけを誓った清水権田

清水エスパルスの日本代表GK権田修一(33)が負けられない戦いに全てを懸ける。5日の最終節アウェー北海道コンサドーレ札幌戦(札幌ド、午後2時)に備え、4日は静岡市内で最終調整した。J2自動降格圏の17位に沈むチームにとってJ1残留には勝ち点3が絶対条件。権田は「勝ってJ1に残す任務を全うしたい」と覚悟を示した。

勝利しても他クラブの結果次第では来季のJ2降格が決まる可能性がある。クラブの命運を自力で決められない崖っぷちに追い込まれている。勝つためにはゴールが必要で試合開始の笛から積極的な姿勢で臨まなければいけない。一方で失点すれば残留は遠のく。「心理的にしびれる状況」の中で求められるのは攻守のバランス。チームの真価が問われる90分間だ。

今季で清水加入2年目。昨季も最終節で残留が決まるなど、苦しいシーズンを送った。権田は「この2年間はうまくいかないことの方が多かった」。今季もロスタイムでの失点がJ1ワーストの「8」。何度も悔しい思いを味わってきただけに、「『終わりよければ全てよし』ではないけれど、最後は勝ちます」と言い切った。

札幌には2020年8月に勝利(3○1)して以降、4戦勝ちなし(2分け2敗)と分が悪いが、データは関係ない。「僕らができることは勝利を目指すこと。シンプルが1番。分かりやすい状況の方が戦いに集中できる」と権田。泣いても笑っても、リーグ戦は残り1試合。人事を尽くして天命を待つ。【神谷亮磨】

◆清水の残留条件 残留への道は2パターンある。<1>札幌に勝利した上で、ガンバ大阪が鹿島アントラーズに敗戦。京都サンガFCがジュビロ磐田に引き分け以下で15位でのJ1残留が決まる。<2>札幌に勝利した上で、G大阪の敗戦と京都の引き分け以下のどちらか1つの条件を満たせば、プレーオフの16位にとどまる。