鈴鹿カズ「静岡といえばサッカー王国。寂しいですね」J1チーム消滅に「育成から立て直した方が」

試合後、ファンに手をふる鈴鹿三浦知(撮影・滝沢美穂子)

JFL鈴鹿ポイントゲッターズのFWカズ(三浦知良、55)が6日、静岡サッカーにエールを送った。カズはこの日、JFLのソニー仙台戦後に故郷静岡からJ1チームがなくなることに触れ「静岡といえばサッカー王国ですからね。寂しいですね」と話した。

清水も磐田も何度も対戦してきた。「特に最初の10年は、エスパルスとジュビロがJリーグを引っ張っていたから」。静岡出身のW杯代表が伊藤洋輝1人になったことも残念がり「僕が初めて代表になった時は、何人いましたかね」と、日本代表20人中静岡県出身者が7人いた90年アジア大会を振り返った。

幼少期からサッカーが身近にあった故郷への思いは強い。「ブラジルでも“静岡はサッカーが盛んで、日本のブラジルと呼ばれている”と言っていたし」。他地域のレベルアップも分かるが「育成から立て直した方がいい」と言った。

前節のJFL初ゴールの勢いで先発復帰も期待されたが、出場は後半42分からで時間はわずか。リーグ年長出場記録は55歳253日に伸ばしたが、プレー機会は少なく0-2で敗れた。残り2試合。故郷へ思いを寄せながらも「勝つために準備をしたい」と次戦に集中して話していた。【荻島弘一】