<サッカー・高円宮妃杯全日本U15女子選手権:北海道リラ・コンサドーレ3-0藤枝順心SCジュニアユース>◇1回戦◇10日◇磐田市・ゆめりあサッカー場
静岡県勢2チームが明暗を分けた。藤枝順心SCジュニアユース(東海第5代表)は、北海道リラ・コンサドーレ(北海道第1代表)に0-3で敗れ、初戦で姿を消した。常葉大橘中(東海第1代表)が、3-0でスフィーダ世田谷FCユース(関東第6代表)に快勝した。
昨年のリベンジは果たせなかった。2年連続で初戦敗退した藤枝順心SCジュニアユースは、相手を上回る10本のシュートを放ちながらも、ゴールが遠かった。前半12分、相手FWの右クロスが直接ゴールに吸い込まれ先制を許すと、同17分にはカウンター攻撃を受け0-2。後半はシステムを4バックから3バックに変更したが相手を崩せず、同37分にはゴール前の混戦から失点。0-3で力尽きた。
原田健人監督(32)は「攻める時間は長かったが、ゴール前での決定力の差が出た」と振り返った。中学最後の公式戦となった3年生に対しては「入学からコロナ禍で苦労した年代。全員が最後まで声を張り上げ、必死に戦う姿を見せてくれた。成長を感じました」と評価した。
今年は負担を分散する目的で主将2人制を採用。エースストライカーのFW鈴木巴那(はな、3年)は「悔しい。自分たちのサッカーができなかった。攻めてる時間帯に1点挙げたかった」と唇をかみしめた。もう1人の主将・MF鈴木花音(かのん、3年)は「気持ちを1つにして戦えた。結果は残念でしたが、この思いを後輩に託したいです」と前を向いた。【山口昌久】