【高校サッカー】浜松開誠館・粟倉朱惟「結果を残したい」神間虹輪「3バックならどこでも」

クロスに飛び込む浜松開誠館MF粟倉(3日)

<浜松開誠館 新しい景色へ(11)>

第101回全国高校サッカー選手権が28日に開幕する。4年ぶり2度目の出場で全国初勝利を目指す浜松開誠館(静岡)は、31日の2回戦で大津(熊本)と対戦(埼玉・浦和駒場スタジアム、午後2時10分)。日刊スポーツ静岡版では「浜松開誠館 新しい景色へ」と題して、チームの顔触れを連載する。

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MF粟倉朱惟(3年)はスタメン再奪取に燃えている。今夏までトップ下でレギュラーだったが、県選手権はメンバー外。県選手権はベンチ裏で水くみなどの雑務をこなす「サポート役」に回った。ピッチに立てない悔しさを押し殺しながら、「自分の役割に徹した」。全国大会は出場できる選手登録枠が30人に増えたことでメンバー入り。再びピッチに立てるチャンスをつかんだ。

県選手権後のプリンスリーグ東海では途中出場で試合に絡む機会が増えた。常葉大橘戦では途中出場で決勝点をアシスト。「調子も上がってきている」と自信を取り戻した。課題でも守備力の向上を図り、先発の座を狙う。特徴はゴールに向かう積極的なプレーで得点に絡むこと。粟倉は「悔しい思いもしたので、全国では自分の強みを出して結果を残したい」と意気込んだ。【神谷亮磨】

◆粟倉朱惟(あわくら・しゅい)2004年(平16)11月27日、浜松市生まれ。小1から河輪SSSでサッカーを始め、小3から中3までオイスカFCでプレー。家族は両親、妹。172センチ、63キロ。右利き。血液型O。

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チームを盛り上げるだけで終わるつもりはない。DF神間虹輪(こうわ、3年)は県選手権でメンバー外。粟倉と同様に「サポート役」だった。それでも、常に前向きな声かけをして仲間を鼓舞。「県大会での自分の役目は雰囲気をつくることだった」と黒子に徹した。全国大会でのメンバー入りを果たすと、プレーで貢献するイメージをふくらませてきた。

守備的なポジションを複数こなせる。神間は「3バックならどこでもできる」。179センチの高さを生かした空中戦の強さと運動量が武器。サイドで出場すれば「クロスの質にも自信がある」と力を込める。メンバー入りを果たすことだった目標は上方修正した。憧れだった全国大会は目前に迫っている。「試合まで時間がない。1日1日を大切にしてピッチに立てるように努力したい」と、猛アピールを続ける。

◆神間虹輪(かんま・こうわ)2004年(平16)11月29日、浜松市生まれ。小1から浜松東SSSでサッカーを始め、中学時代は浜松FCU-15でプレー。家族は両親、妹。179センチ、68キロ。右利き。血液型A。