全国高校サッカー選手権の開会式が28日、東京・国立競技場で行われた。選手宣誓は、日本代表MF鎌田大地の母校で知られる東山(京都)の新谷陸人主将が務めた。新谷主将はマスクを取り、コロナ禍での部活と、FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の日本代表の活躍をテーマに、堂々と選手宣誓を行った。
開会式後、新谷主将が取材に応じ「宣誓が決まってから、聞いてくださる人々の心に響くような言葉を言おうと思っていた。うまく、自分の言葉で伝えることができた。緊張したけど良かった」と振り返った。
選手宣誓が決まり、2週間かけて原稿を仕上げた。毎日、お風呂で自主練習。全校集会と、前日の27日に部員の前で「リハーサル」を行い準備を進めてきた。
点数を問われると「途中早口になってしまったのでマイナス20点で、80点」と笑った。
東山と言えば、W杯カタール大会の日本代表MF鎌田大地の母校。新谷主将は「鎌田選手は、東山高校からああいう舞台で立てる可能性を示してくださった。自分たちもW杯を見て、あの舞台に立ちたいとあらためて思った。東山はサッカー以外にも人間性が重要で、あいさつ、礼儀の所から指導してくださる。鎌田選手が日本代表に入ってチームのために貢献されていた。高校で人間性を学んだからこそ、自分を犠牲にしてチームに貢献したのかなと」と推察した。
29日の初戦では星稜(石川)と対戦する。「目標は日本一。初戦は大事ですし。明日の試合で重要になってくるのは立ち上がり。星稜は勢いがあってセットプレーが強い。自信を持って行ければ」と意欲を見せた。