【高校サッカー】神村学園、準決勝PK敗退、世代NO・1ストライカー福田師王今大会3得点で幕

神村学園対岡山学芸館 前半、同点ゴールを決める神村学園・福田(右)(撮影・江口和貴)

<全国高校サッカー選手権:岡山学芸館3(PK4-1)3神村学園>◇準決勝◇7日◇国立競技場

初の決勝進出を狙った神村学園(鹿児島)は、準決勝で敗退した。世代NO・1ストライカーのFW福田師王(しおう、3年)は、ベスト4で涙をのんだ。

今大会のダークホースに手を焼いた。前半6分に失点も、同38分にFW福田が同点弾。今大会3得点目で、得点ランキングトップタイに浮上した。前半は1-1で折り返す。

波乱だったのは後半だ。後半14分にC大阪入りが内定しているMF大迫塁(3年)が直接フリーキックを決めて勝ち越し。再び岡山学芸館に追いつかれたが、同24分にDF中江小次郎(3年)がコーナーキックからヘディングシュートを突き刺した。この時点で3-2とリード。逃げ切りたいところで、またも岡山学芸館が食い下がって同点。3-3。前後半90分で決着がつかず、PK戦で破れた。

福田は今大会3得点で終わった。今後はドイツ1部・ボルシアMGへの加入が決まっている。