WEリーグ新潟レディース(L)は今日8日、INAC神戸とアウェーのノエビアスタジアム神戸で対戦する。出場停止のGK平尾知佳(26)に代わって、GK高橋智子(25)が今季リーグ戦初出場初先発の見込みだ。新潟Lは今季リーグ戦、ここまで1分け5敗と未勝利。現在、リーグ首位を相手に守備陣を引き締め、新年初戦での初勝利を狙う。
高橋は冷静に出番を待つ。リーグ戦は今季初で、公式戦では2試合出場したWEリーグカップの仙台戦(22年9月3日)以来、約4カ月ぶりの出場になる。「緊張するタイプではないので。試合感覚は、やりながら高める」。練習では守備陣との連係を重視。2対1の状況を作るため細かく指示を出し、個々のレベルが高いINAC神戸の攻撃を封じる形をイメージした。
12月10日の前試合、大宮戦、日本女子代表歴のある平尾がレッドカードで退場した。その次節の広島戦が積雪で中止になったため、出場停止対象が今節に延びた。巡ってきた出番に高橋は「いいタイミングというか…」と苦笑い。昨年11月、練習中に右大腿(だいたい)四頭筋を肉離れ。リーグ戦、皇后杯の計4試合ベンチから離れた。全体練習に合流したのは12月29日で、チームの緊急事態に間に合った形だ。
昨季のリーグ戦は6試合に出場した。アウェーのINAC神戸戦では0-1で敗れたものの、20本のシュートを浴びながらの奮闘だった。「ただ、1点はコーナーキックから。そういうことがないように意識してきた」。経験を糧により守備の指示にこだわる。
新潟Lは昨季のINAC神戸戦で2戦2敗だったが、どちらも0-1の僅差。高橋は「まず失点しないこと」と気を引き締める。自らには昨季のリベンジの場で、チームは早く白星がほしい状況。「チームのために最善を尽くす」。今季リーグ戦初勝利に全力でゴールを死守する。【斎藤慎一郎】
○…エースのFW道上彩花(28)はチームの初勝利と同時に自身のリーグ戦今季初得点を狙う。皇后杯4回戦(昨年12月17日)の千葉戦(2-0)では2得点。「やるべきことをやった結果」と好感触をINAC神戸戦につなぐ。昨季8得点の実績から相手のマークは厳しいが「マークがきつくなるのは警戒されているから。ありがたい」。前向きなメンタルでゴールをこじ開ける。