全日本大学サッカー選手権(インカレ)で準優勝した新潟医療福祉大の新チームが19日、活動拠点の新潟聖籠スポーツセンターアルビレッジで始動した。インカレ全5試合に出場して1得点2アシストをマークしたMF坂岸寛大、4得点で大会得点王に輝いたFW田中翔太(ともに3年)ら主力が多く残るチームは「全国初制覇」を目標に掲げ、新たなスタートを切った。
新潟医療福祉大が、新たな目標に向かって動き出した。練習初日の19日、約1時間半、持久走やミニゲームなどで汗を流した。足元の高い技術と周囲とのコンビネーションで左サイドから攻撃を仕かける坂岸は新チームの勝利のキーマンとなる。「どの試合でも90分を通して得点に関わるプレーを何度も繰り返す」と自覚たっぷりだった。
桐蔭横浜大とのインカレ元日決勝(東京・国立競技場)は終盤まで2-1でリードも後半31分、同ロスタイムと失点し、試合をひっくり返された。先発フル出場した坂岸はチームとして粘り強く戦えたことに手応えを感じながらも「もっとボールを持てるチームにならないと」と話す。
新チームはインカレ準優勝経験者が多く残る。「経験をアドバンテージにしないと。守備強度をベースに攻撃の勢いをつけていきたい」。
神奈川県出身。小学生時代は日本代表の三笘薫(25=ブライトン)田中碧(24=デュッセルドルフ)らを輩出したサッカークラブ「さぎぬまSC」で技を磨いた。坂岸ももちろんプロ志望。この日、チームメートの田中翔はJクラブへの練習参加で不在。刺激にならないはずがない。「夏の総理大臣杯、(冬の)インカレで活躍すれば注目される。全員で練習から高め合いながら日本一と、プロ入りをつかみたい」と新シーズンに向けて気合を入れた。【小林忠】