J2清水エスパルスが新布陣に磨きをかけている。10日は静岡市内で午前練習に励んだ。ゲーム形式のメニューでは3バックをテスト。細かいポジショニングやボールの動かし方などを入念に確認した。昨季までは4バックが基本布陣だったが、今季は2つのシステムを併用する意向だ。主将のDF鈴木義宣(30)は「両方できた方がチームとしての幅が広がる」と前向きに取り組んでいる。
前線に人数をかけられる3バックは攻撃に厚みが出るメリットがある。目指す戦い方は敵陣でのハイプレスからゴールに迫る攻撃。最終ラインの一角を担うDF高橋祐治(29)も「このチームの長所が出ると思う」と手応えを口にした。鹿児島キャンプ中の磐田との練習試合でも試し、主力組は2-0。オプションの1つになるめどが立った。
11日の完全非公開で行う開幕前最後の実戦では新布陣で臨む可能性が高い。高橋は「結果を出すことで今やっていることが自信を持ってできるようになる」と意気込んだ。1週間後に迫った水戸との開幕戦を見据え、チームの完成度をさらに上げていく。【神谷亮磨】