【柏】J創成期知るネルシーニョ監督、30年の歩みは「組織的にサッカー界が着手してきた結果」

記念撮影に臨む(左から)柏ネルシーニョ監督、細谷、G大阪宇佐美、ポヤトス監督(代表撮影)

柏レイソルのネルシーニョ監督(72)が16日、ガンバ大阪との開幕戦(18日、三協F柏)に向け、30周年を迎えるJリーグと日本のサッカーに私見を述べた。

ネルシーニョ監督はJリーグ創成期の94年、ヴェルディ川崎(現東京V)のコーチに就任。現在も日本のクラブに携わり、日本のサッカーの歴史を見てきた。

30年の日本の歩みに、各クラブの練習やスタジアムなどの環境面がJリーグが推し進めたことを評価。その上で「いい環境の中で若手がどんどん最前線で戦う機会を得られるようになってきた。今、Jのどのチームにも言えるが、必ずといっていいほどチーム編成において若手の存在は無視できない。若手が非常に重要な役割を担うようになっている」と話した。

続けて「その影響もあって今、日本代表もワールドカップ(W杯)の常連出場国になり、代表のサッカーのレベルも高くなった。組織的に日本のサッカー界が着手してきた結果が、選手の技術、戦術、レベルの向上に寄与していると思っています」と振り返った。

ネルシーニョ監督は85年から指導者生活をスタートさせており、指導歴も約40年。それでも「いくつになっても、開幕戦に向けての特別な感情はある。緊張と楽しみが入り混じった心境であることは間違いない」と語り「これまでチームとしてしっかりとキャンプから取り組んできている分、今季を戦う上での自信を持っている」と手応えを口にした。

チームは12日、J2千葉とのトレーニングマッチに敗れたが、課題面を抽出し、各選手と個別に映像などを使い対話し、修正を図ってきた。

G大阪の印象に「監督が代わって、選手も相当数の入れ替わりがあった。そこを抜きにしてもポテンシャルと伝統あるチーム」と警戒。その上で「我々は常にアラートにゲームに入らないといけない。開幕は今後どのように戦うか1つ指標になる試合。我々は、ちばぎん杯で結果が出せなかった分、是が非でも勝利で終えたいと思っている」と開幕白星に意欲を見せた。