【柏】パリ五輪世代細谷真大のど真ん中PK弾でドロー発進「初めてなのでワクワクもありました」

柏対G大阪 後半ロスタイム、PKを決める柏細谷(撮影・鈴木みどり)

〈明治安田生命J1:柏2-2G大阪〉◇第1節◇18日◇三協F柏

柏レイソルは、パリオリンピック(五輪)世代のFW細谷真大(21)の後半ロスタイムのPK弾でガンバ大阪に追いつき、勝ち点1を手にした。

柏は前半42分に、今季清水エスパルスから加入したDF片山の移籍後初ゴールで先制したが、後半4分と同9分に失点。G大阪ゴールに迫るも決めきれない時間が続いていた。

敗色濃厚、1-2で迎えたロスタイム。細谷が途中出場のFW武藤の縦パスに抜け出しペナルティーエリア内へ。G大阪のDFクォン・ギョンオンに倒されPKを獲得した。

細谷はボールをしっかり抱え、自らキッカーを務める決意を行動で示した。

ゴール裏のG大阪サポーターからブーイングが起こる。G大阪の守護神は日本代表経験がある谷。大事な同点のPKにも、細谷は臆することなく、ふわりとした浮き球でゴールど真ん中のネットを揺らした。

細谷は「自分で取ったPKは、自分で蹴ろうと思っていた。前日にPKの練習で2本ぐらい外していた。どこに蹴ろうかな? と前日思っていたときに、ジャンボさん(GK守田)が真ん中に蹴れ!と言ってくれた。決められて良かった」と振り返った。

プロに入ってPKのキッカーを務めるのは初めて。さぞかし、ドキドキしたと思いきや「そういうシーンが初めてなのでワクワクもありました」とケロリと話した。

ピッチ内では駆け引きもあった。G大阪のイレブンが後ろから「どっちに蹴るの」と声をかけてきたが、気持ちが乱されることはなかった。決めた後は、ゴール裏のG大阪サポーターに向かい、両手を耳横に当てるパフォーマンス。細谷は「とっさに出ちゃいました」と苦笑し「あれを外していたら何も言えなかったし。公式戦でPKを蹴るのは初めてだったのでいい経験になりました」と振り返った。

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