<明治安田生命J2:徳島1-2大分>◇第1節◇19日◇鳴門大塚
大分トリニータは、2-1で徳島ヴォルティスを下して、開幕白星を飾った。
J1だった21年の開幕戦で引き分けだった相手にリベンジした。
0-0の後半5分。4年目のMF野村直輝(31)が、19年に所属した古巣相手に先制パンチを見舞った。シュートのこぼれ球を拾い、複数の相手守備を巧みなボールさばきでかわして、左足で決めた。
後半44分に追いつかれた。だが、諦めない。同31分に途中出場したプロ3年目のFW宇津元伸弥(22)がJリーグ初ゴールで勝負を決めた。右CKの混戦から、味方のヒールキックで出たボールを押し込み、「自分のところにこぼれるかなと思っていたら、吸い込まれてきたので、あとはゴールを決めるだけでした」と声を弾ませた。
特にこの日は、宇津元やリーグデビュー戦となった20歳のGK西川幸之介らが躍動。就任2年目の下平隆宏監督(51)は「全体的に若返ってますし、フレッシュな選手含めて力になってくれている」と、若手をたたえた。
昨季は新型コロナウイルス感染のクラスターの影響で、開幕戦が延期になるなど、5戦未勝利と出遅れた。だが、今季はコンディションも万全で、攻守一丸で好スタートを切った。
昨季7得点のFW呉屋大翔、主将を務めたMF下田北斗、DF三竿雄斗ら主力が多く抜けたが、戦力ダウン予想も吹き飛ばした。【菊川光一】