昨年10月21日に水頭症により32歳で急死したJ3テゲバジャーロ宮崎の元日本代表FW工藤壮人さんの家族らを支えようと日本プロサッカー選手会(JPFA)が開始したオークションが反響を呼んでいる。
現役選手やOB、サッカー界に関わる著名人らがサイン入りのスパイクや衣服などを提供して行っているもので、今年1月から開始。昨年末のワールドカップ(W杯)カタール大会にも出場したサッカー日本代表DF板倉滉(26)のサイン入りスパイクは78万1000円で落札。高値で取引されるものも多くなっている。
オークションは現在も行われており、19日に終わった第4弾分だけでも50以上の品が並んだ。森保一日本代表監督をはじめ、日本代表MF久保建英、ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタや元日本代表MF本田圭佑、サッカー番組などに出演するお笑い芸人の矢部浩之らが出品するなど、支援の輪が広がっている。
JPFA会長で日本代表DF吉田麻也(34)は自身のSNSなどを通じて「たとえ何が起こっても、日本プロサッカー選手会は常に味方だということを選手たちに知ってもらいたい」と実施への思いを語っている。自身もW杯カタール大会のスペイン戦で使用したスパイクをサイン入りで出品。「工藤選手のご家族をサポートするためにご協力よろしくお願いします。皆さん、第4弾は選手以外にもOB、著名人の方にもご協力いただいてますので是非ご参加ください!」と呼びかけている。
今回の取り組みは「ヤフーオークション」内で行っており、20日からは第5弾を開始予定となっている。売上金は諸経費をのぞき、工藤さんの家族のサポートに活用されるという。
JPFAはこれまでもオークションを活用した支援を行ってきており、昨年12月には板倉や日本代表MF堂安律らが参加して令和4年豪雨災害の復興支援チャリティーオークションを実施するなどしていた。