【柏】パリ五輪世代の20歳GK佐々木雅士が存在感「上に行くために下を向いている時間はない」

柏対FC東京 FC東京と引き分け、引き揚げる柏イレブン(撮影・鈴木みどり)

<明治安田生命J1:柏1-1東京>◇第2節◇26日◇三協F柏

柏レイソルは、FW細谷真大(21)の2戦連発で先制したが、東京にスローインの流れで追いつかれ、引き分けた。

柏は昨年8月からクラブワーストタイの12試合連続未勝利(7分け5敗)となったが、難しい試合で勝ち点を拾い、前向きな勝ち点1となった。

パリオリンピック(五輪)世代の20歳のGK佐々木雅士が踏ん張った。持ち味の果敢な飛び出しでのセーブや、強風下の難しい状況でも落ち着いたプレーをみせ安定感をもたらした。佐々木は「後半は風下で、ボールが飛ばなかったが、チームとしてセカンドボールを拾うことを90分通してできたことはポジティブなこと」と振り返った。

佐々木は開幕前のちばぎん杯、開幕のG大阪戦と失点に絡むミスが続いていた。「自分のミスで勝てない試合があって、そういう自分にすごく腹が立ちましたけど、そこで落ち込んでいる暇はない」。G大阪戦では、ワンバウンドのミドルシュートに反応できなかった。精神的にはきつかったが、気持ちを切り替えた。 試合後は自身のプレーを映像で振り返るのがルーティーン。目をそむけず、改善点を見つけ前を向こうと決めた。「レイソルが上に行くために下を向いている時間はなかった。それをどう生かすかだけだった。次、ミスをしないためにどうするか考えたけど、引きずることなくやれた」と振り返った。