J2清水エスパルスの高卒ルーキーFW森重陽介(18)が今季チーム1号を狙う。清水は開幕から2試合連続でスコアレスドロー。日大藤沢高から加入した大型FWは停滞感が漂う攻撃陣の切り札として期待が寄せられている。前節のアウェー、ファジアーノ岡山戦では後半ロスタイムから途中出場。開幕2戦目でプロデビューを飾った。限られた出場時間だったが、「自信になった」とプロとして大きな1歩を踏み出した。
持ち味は198センチの長身を生かしたプレー。空中戦の強さだけでなく、足元の技術とスピードも兼ね備えている。森重は「プロのスピードにも慣れてきて余裕も出てきた」。普段の練習でも積極的にボールを受ける姿勢を見せ、先発取りへアピールしている。
高校時代はセンターバックとの二刀流で注目された。ただ、プロでは「FWで勝負したい」と意気込んでいる。当面の目標は出場時間を増やしていくことだが、目の前の一戦に懸ける思いも強い。長崎との次戦で求められるのはチームの今季初ゴールと勝利だ。森重は「チャンスがあればゴールを狙っていきたい。そのためにいい準備をするだけだと思う」と言葉に力を込めた。【神谷亮磨】
◆森重陽介(もりしげ・ようすけ)2004年(平16)4月5日、神奈川県生まれ。JFC FUTURO(神奈川)、東京Vジュニアユースを経て、日大藤沢高に進学。高校3年時に全国総体と全国選手権に出場。198センチ、86キロ。血液型O。右利き。