【東京】日本代表DF長友佑都、W杯クロアチア戦以来の先発も後半に右スネを抑えて途中交代

後半に右サイドを突破する東京のDF長友佑都(撮影・益子浩一)2023年3月4日、サンガS

<明治安田生命J1:京都2-0東京>◇第3節◇4日◇サンガS

FC東京の日本代表DF長友佑都(36)が今季初先発するも、後半途中に右スネ付近を抑えながら途中交代した。

長友が公式戦で先発するのは昨年末のワールドカップ(W杯)カタール大会の決勝トーナメント初戦・クロアチア戦以来だった。

右サイドバックで上下運動を繰り返したが、チームは終盤に2失点し今季初黒星。長友は後半途中に相手選手との接触で右脇腹を強打して転倒。先制点を許した直後の同33分に右スネを気にするそぶりを見せながらピッチを去った。

開幕2連敗中だった京都に、アウェーで痛い敗戦。今季、鳥栖から加入し3戦連続フル出場のMF小泉慶は「(京都が)死に物狂いで向かってきたのは伝わってきた。そこの勢いで構えてしまった部分があって、相手に『絶対にいけるぞ』という気持ちにさせてしまった」と振り返った。

MF松木玖生がU-20日本代表として、U-20アジア杯に出場するため不在。シュートわすか5本に終わり、スペイン出身のアルベル監督は「(前節まで)2試合は多くのチャンスを作り、今日はそうではなかった。得点するポジションに不在の選手がいたためだ」と嘆いた。