【ルヴァン杯】柏のパリ五輪世代FW細谷真大が試合終了間際に劇的同点弾 後半途中出場で存在感

柏対鹿島 後半、ゴールを決めた柏細谷(撮影・鈴木正人)

<YBCルヴァン杯:柏1-1鹿島>◇1次リーグ◇8日◇三協F柏

柏レイソルは試合終了間際、FW細谷真大(21)の劇的同点弾で鹿島アントラーズと引き分けた。

21歳にしてチームのエース。パリオリンピック(五輪)世代の細谷が格の違いを見せつけた。0-1の後半17分にピッチに投入される。もちろん、ミッションは得点だ。

ファーストタッチから観客を沸かせた。後ろ向きでボールを受け、そのまま相手をかわし前にボールを運ぶ。前線でボールを収め起点になり、裏に抜けるスピード、決定力も併せ持つ。細谷が入ったことで、1点取ったら負けない伝統を持つ常勝鹿島の守備陣を翻弄(ほんろう)した。

敗色濃厚の後半45分。左コーナーキックの流れから、MF落合が頭でそらしたところを、細谷が右足を振り抜き同点。土壇場で勝ち点1を手にした。

細谷は「スペースもあってボールも受けられた。攻撃のところで連係も見せられた。シュートはフリーだったので。ふかさずに力抜いて打てました」。鹿島の同じパリ五輪世代のMF松村が先制点を決めたことも刺激になり、細谷は「スイッチは入りました。勝ち点3取りたかったけど、勝ち点1取れたので良かった」と振り返った。

ただ、後半ロスタイムで細谷が得意の裏への飛び出しから、ペナルティーエリア左から左足でシュートを放ったが、相手GKにセーブされた。その点を挙げ「最後決め切れていればチームを勝たせられた」と反省も忘れなかった。公式戦4戦3発で「複数得点にこだわってやっていきたい」とさらなる得点量産を掲げた。