【G大阪】FW宇佐美貴史が今季2点目も終了間際の失点で開幕4戦未勝利 広島は今季初勝利

G大阪対広島 後半、G大阪宇佐美(右)は同点ゴールを決める(撮影・上田博志)

<明治安田生命J1:G大阪1-2広島>◇第4節◇12日◇パナスタ

ガンバ大阪の元日本代表FW宇佐美貴史(30)が、貴重な同点ゴールを決めるも、チームは終了間際にPKを決められ開幕4戦未勝利(2分け2敗)となった。

1点を追う後半25分、ロングボールに反応してペナルティーエリア左からカットイン。DF3人に囲まれながら、右足でファーサイドに押し込んだ。

開幕柏戦(2月18日)以来の今季2点目で1-1。ホームの大観衆が、エースで主将の一発に沸いた。

この日は東京オリンピック日本代表の22歳GK谷晃生に代わり、元日本代表のGK東口順昭がリーグ戦初先発。しかし、開始1分16秒でゴール前を崩されて先制点を許した。

宇佐美は同37分に絶妙なスルーパスを出しFW鈴木武蔵が相手GKと1対1の絶好機を演出したが、これを鈴木が外してしまう。

その3分後、宇佐美は右足を気にして倒れ込み途中交代。エースの奮闘むなしく、後半ロスタイムにPKを決められた。

G大阪にとっては痛恨の黒星となった。

広島は今季初勝利を挙げた。