【ルヴァン杯】清水は湘南に完封負け 秋葉新監督「ファイティングポーズはとり続けていく」

後半に3失点目を喫し、険しい表情を見せる清水の秋葉監督

<YBCルヴァンカップ:湘南3-0清水>◇第3節◇5日◇レモンS

仕切り直しの一戦は厳しい船出となった。J2清水エスパルスは0-3でJ1湘南に完封負けした。前半に2失点すると、後半もカウンターから追加点を献上。就任からわずか3日での采配となった秋葉忠宏新監督(47)の初陣を白星で飾れなかった。

監督交代に揺れたチームは厳しい現実を突きつけられた。新体制で臨んだ清水は前半から劣勢に立たされた。同21分、DFラインの背後を突かれ、先制点を献上。同40分にはセットプレーからのこぼれ球を押し込まれた。秋葉監督はベンチ前で手をたたきながら選手を鼓舞。戦う姿勢を求めたが、チーム状況は好転しなかった。

指揮官は後半開始から選手2人を交代。この日がプロ初先発だったFW森重陽介(19)に代え、韓国人FWオ・セフン(24)を投入した。だが、同6分に敵陣からのカウンターを浴び、痛恨の3失点目。頼みの攻撃は無得点に終わり、力尽きた。

チームは今月3日にゼ・リカルド前監督(52)を解任。チーム再建を託された秋葉監督は急ピッチで準備を進めてきた。映像を使ったミーティングでは今後チームが目指していくスタイルを明示。練習では攻守でアグレッシブに戦う姿勢を求めた。秋葉監督は「今は相手どうこうではなく、自分たちのやりたいサッカーを植え付けている」。就任からわずか3日で臨んだ初陣は3バックを採用。前体制で機能しなかった布陣で真っ向勝負した。

結果は完敗。秋葉監督は「必ず勝ち点は取らないといけない」と引き分け以上を最低条件に掲げたが、甘くはなかった。ただ、重要なのは中2日で控えている東京Vとのリーグ戦。「ファイティングポーズはとり続けていく」と指揮官。切り替えるしかない。【神谷亮磨】