J1アルビレックス新潟のMF高木善朗(30)が、ホームのピッチに戻ってくる。23日の鹿島アントラーズ戦に向け、22日は聖籠町で最終調整。試合前日会見に臨んだ背番号33は「オレンジのユニホームを着てビッグスワンに立つことを目標にリハビリしてきた。出るからには、しっかり結果につながるプレーをする」と強い覚悟を示した。
昨年9月18日のホームでのJ2水戸戦で右膝前十字靱帯(じんたい)を損傷し、手術。長いリハビリを経て、19日のルヴァンカップ1次リーグ、アウェー柏レイソル戦で7カ月ぶりに戦列復帰。後半21分から出場すると正確なパスや右足シュートで攻撃を活性化させた。2-3で敗れた悔しさは残ったが、ボールを引き出す位置やチャンスに関わる部分には好感触を得た。「次(鹿島戦)は柏戦より1段階ギアを上げていく」と語気を強めた。
新潟はリーグ戦では前節15日、ホームでアビスパ福岡に3-2で逆転勝利を収め、対する鹿島は現在リーグ戦4連敗中。鼻息荒く勝ち点3を奪いにくることが予想されるが「新潟も僕自身も必死。いつも通り戦う」と勝ち星を譲る気は一切ない。「ケガの時期にたくさんエールを頂き、支えてもらった。プレーで恩返ししたい」。長く、つらいリハビリを経験し、より強くなって戻ってきた高木が地元サポーターの前で躍動し、チームをリーグ戦今季初の連勝に導く。【小林忠】