【なでしこリーグ】静岡SSUボニータ、今季ホーム初勝利に1歩届かず 3位伊賀とドロー

後半33分、シュートを放つ静岡SSUボニータの金丸(左)

<女子サッカープレナスなでしこリーグ1部:静岡0-0伊賀>◇22日◇第6節◇磐田市・ゆめりあサッカー場

静岡SSUボニータが、連敗を2で止めた。3位伊賀FCくノ一三重に0-0。

今季ホーム初勝利にあと1歩の場面も見せ、駆けつけたファンを沸かせた。DF山田優衣主将(26)は勝ちきれなかったことを悔やんだが、上位を相手に攻守で互角勝負を演じたことに納得の表情。「全員で体を張ってゴールを守れ、そこは自信につながった」と話した。1部に昇格して6戦目。昨季までの2部とは異なるレベルの高さに慣れてきた様子だ。

何度か決定機を演出しながら得点を奪えなかった。カウンターで相手ゴールに襲いかかった後半33分、最大のチャンスが訪れた。中央で球を受けたFW山本心(18)が、前に飛び出した相手GKと1対1。これをはね返され、こぼれ球をMF高島絢音(22)がシュート。だが戻った守備に阻まれ、間髪入れずに蹴り込んだMF金丸翔子(23)の球も阻止された。山田は「ラストパスやシュートの精度でまだ壁がある」と課題を挙げた。

昨季からチームを指揮する小川貴史監督(45)も、相手ゴール前での「最後の突破力や技術がまだ足りない」と反省。一方で前節までの2連敗から、上位相手に「悪い流れを断ち切れた」。ボール回しなどでやりたい戦術を「ある程度はできている」と手ごたえも口にした。これで1勝2分け3敗。勝ち点1を積み上げたものの、暫定順位は2つ下がって12チーム中10位。アウェーの次戦(30日)では11位の大和と対する。決定機で確実に仕留める力をつけて、上位浮上につなげたい。【倉橋徹也】