青森山田がプレミアリーグ4連勝逃す 主将「この負けがあったから強くなれたと思えるように」

今季初黒星を喫し、悔しげな表情を浮かべる青森山田の選手たち(撮影・山田愛斗)

<高円宮杯U-18プレミアリーグEAST:東京U-18 2-0青森山田>◇23日◇第4節◇青森山田高校グラウンド

開幕3連勝の首位青森山田が初黒星を喫した。強風の中、東京U-18に0-2で敗戦。今季初失点を含む後半の2発に沈んだ。

シュート数は青森山田の6本に対し相手は4本。同校がこだわる「1本中の1本」の精度が明暗を分け、順位は2位に後退した。

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青森山田が開幕4連勝を逃した。過去3試合で10得点、無失点と攻守で抜群の安定感を誇ってきたが、東京U-18に惜敗。主将のDF山本虎(3年)は「この負けがあったから強くなれたと思えるようにしたい」。今後、勝ち続けていくために意味のある1敗にすることを誓った。

風を味方にできなかった。風下の前半はプラン通りに0-0で折り返したが、風上の後半、チャンスを生かしきれず。開始早々から相手ゴールに迫り、右クロスからFW津島巧(3年)がフリーでヘディングを放つなど決定機があった中で無得点。一方、後半29分、45分といずれもカウンターからゴールを奪われた。山本は「失点したのは自分たち後ろの責任ですし、もっと守備にこだわり、0でいく試合をしたい」と反省した。

新チーム始動後はサッカーフェスティバルなども含めて無敗で、この試合のように追う展開もなかったという。正木昌宣監督(41)は「春の遠征からずっと優位に進めていて、ああいうゲーム展開は彼らにとって初めての経験だった。その後も勇気を持って攻撃してくれた」と劣勢から果敢にゴールを目指した選手たちをたたえた。それでも、被シュート4で2失点。「1本中の1本を決める、決めないの差が今日の試合で出たと思う」と振り返った。

開幕3連勝後、4試合目で敗れるのは昨年と全く同じ流れだ。当時は初黒星から歯車が狂い、まさかの5連敗。最終的には高体連(部活)チーム最高の4位に入るも、優勝争いに絡めなかった。「去年もここから5連敗して、選手たちはそれを十分に分かってますし、去年の経験を生かし、また次の試合に向けていい準備をしたい」と正木監督。同じ轍(てつ)を踏むわけにはいかない。再び上昇気流に乗るために、次戦・大宮U18戦(5月7日)の勝利は必須だ。【山田愛斗】