静岡学園MF福地瑠伊が終了間際に劇的弾「苦しい展開で決められて本当にうれしい」

後半ロスタイム2分、決勝ゴールを決めて右手を突き上げる静岡学園MF福地(右から2人目) 

<高円宮杯U-18サッカープレミアリーグWEST>◇23日◇第4節◇富士市・エスプラットフジスパークほか

静岡学園が土壇場でゴールをこじ開けた。

0-0の後半ロスタイム2分、右クロスの折り返しに反応したMF福地瑠伊(3年)がゴール左隅に値千金の決勝弾。東福岡に1-0で辛勝し、2試合ぶりの勝ち点3獲得に貢献した。「苦しい展開で決められて本当にうれしい」と、自身の今季初ゴールに笑顔を見せた。開幕からの3試合は持ち味である動きだしやキープ力が発揮できずに苦しんだが「今日は入りから動きが軽く、最後まで落ち着いてプレーできたことが結果につながった」と振り返った。

チームは前半、守りを固めた相手にシュート3本のみ。ゴール前までボールを運びながらシュートまで持ち込めず0-0で折り返した。ハーフタイムに川口修監督(49)は「怖がらないで縦パスやドリブルで仕掛けていこう」と積極的なプレーを求めた。後半はアグレッシブな姿勢を見せてシュート10本。再三の決定機を作り出し、終了間際の劇的な一撃につなげた。

チームは開幕からの4戦を3勝1敗のリーグ3位。次戦は来月7日、勝ち点9で並ぶ同2位・神村学園(鹿児島)と対する。3月のECLOGA(エクロガ)2023(大阪)大会では惜敗(3●4)。この日、好セーブ連発で完封したU-17日本代表のGK中村圭佑主将(3年)は、「相手に勝つためには自分が止められるかに懸かっている。緊張するが楽しみ」と力を込めた。全国屈指の技巧派集団が次節、タレント集団にリベンジを果たす。【山口昌久】