静岡SSUボニータ、ホーム初勝利「失敗繰り返して少しずつ成長」小川監督 なでしこリーグ1部

試合が終わり、相手と握手を交わす静岡SSUボニータの選手たち

<女子サッカープレナスなでしこリーグ1部>◇6日◇第8節◇磐田市・ゆめりあサッカー場

今季から1部に参入した静岡SSUボニータが、ホーム初勝利を飾った。スペランツァ大阪に1-0で辛勝。今季2勝目を挙げて駆けつけたサポーターを喜ばせた。小川貴史監督(45)は「無失点で勝ち切れたことには満足。失敗を繰り返して選手は少しずつ成長している」と実感を込めた。前半、立ち上がりから相手の鋭いプレスに苦しみ防戦一方。シュート0本に抑え込まれ0-0で前半を折り返した。

苦しい試合展開の中、今季不調に苦しむストライカーが意地を見せた。後半22分、FW三輪玲奈(22)が左CKのこぼれ球を右足で振り抜き、ゴール右上に値千金の決勝弾。チームを救った背番号11は「最高です。自分で打ち切る強い気持ちが結果につながった」と自身の今季初ゴールに笑顔を見せた。

これで勢いがついたチームは、後半から出場のFW梅津真央(18)やFW服部花音(かのん、18)が、再三の決定機を作り相手を圧倒。DF陣も体を張った堅守を見せて、そのまま逃げ切った。DF山田優衣主将(26)は「最後まで集中力を切らさないで戦えた」と胸を張った。

チームはこれで2勝2分け4敗。初の連勝を目指して次節(14日)、アウェーでリーグ首位のニッパツ横浜FCと対戦する。三輪は「この勢いに乗って勝ち切りたい。もちろん次も(得点を)狙います」と力を込めた。【山口昌久】