【C大阪】香川真司「サッカーにならなかった」雨でピッチに水たまり、ホーム鹿島戦11連敗

C大阪対鹿島 前半、味方選手に指示を出すC大阪香川(撮影・前田充)

<明治安田生命J1:C大阪0-1鹿島>◇第12節◇7日◇ヨドコウ

セレッソ大阪が完封負けを許し、ホーム鹿島戦はついに11連敗となった。

通算5勝2分け5敗で7位から9位に後退した。

後半22分にCKから鹿島に先制を許し、その直後にMF上門知樹(26)の一発退場もあり、反撃の空気もしぼんだ。

前日から雨が降り続き、ピッチはところどころ水が浮き、パスが止まってしまう状態。ハーフタイムにはスタッフにより、水をかき出す作業も行われたが、降り続く雨に効果は限定的だった。両軍とも主にロングボールを多用し、割り切って戦うしかなかった。

9試合連続で先発したMF香川真司(34)は「見ての通りで、サッカーにならなかった。セットプレーでやり合うしかなかったので結果、それで負けたということ」と振り返った。

同時に、本拠地のピッチコンディションの悪さについては建設的な意見を述べた。背番号8は「クラブにも話したが、これだけ水がたまると、やはり、僕たち選手もファン、サポーターも…。別に大雨じゃないので、そこは改善してもらわないと、サッカーにならない」と伝えたという。

リーグ戦で鹿島に最後にホームで勝ったのは10年5月5日(長居)。当時はレビークルピ監督が指揮し、ドルトムントに移籍する直前の香川のゴールなどで2-1と競り勝った。だが、翌11年からこの日を含め、11戦全敗という負の歴史が続いてしまった。

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