【C大阪】練習試合で神戸に7―0大勝 復活のクルークス大爆発「スピードとパワーを証明」

神戸との練習試合で6得点に絡んだC大阪MFジョルディ・クルークス(撮影・永田淳)

セレッソ大阪は8日、ヴィッセル神戸と練習試合を行い、7-0で大勝した。

この一戦では、C大阪MFジョルディ・クルークス(29)が大爆発した。

4-3-3の右ウイングに入ったクルークスは、前半7分にMF阪田澪哉(18)の得点に関わると、同13分にはパスで起点となり2点目を演出。同17分、同33分、同41分と立て続けにアシストした。左ウイングでプレーした後半も貪欲に走り、後半14分にアシストすると、同16分には自らの左足でネットを揺らした。

「本当に良い試合になってうれしく思う。スピードとパワーを証明し、アピールできたと思う」と胸を張った。

期待の新戦力として今季C大阪に加入しながら、思うように出場機会を得られてこなかった。ここまでのリーグ戦12試合で先発2試合、途中出場4試合にとどまり、4試合でメンバー外となっていた状況に、「フラストレーションがたまることはあった」。それでも、「腐るわけにはいかない。どうやったら良くなるかと日々を過ごしていた」と前を向き、小菊昭雄監督(47)との対話でさらに状態を上げてきた。

指揮官がクルークスに伝えたのは、縦へのプレーについて。「彼の一番の武器は左足のキック」と認めた上で、「カットインからのクロスやシュートだけではなく、それにプラスして縦に仕掛けるプレーを求めていきたい」。この日はまさにその縦へのドリブルから1点目を生み出し、左サイドに回った後半は、さらに縦への意欲を強めた。

多くの選手が活躍しての完勝に、指揮官は「うれしい悩みがたくさん」と話したが、その中でも最大のインパクトを残したのはクルークスだったはず。「自分が諦めたら、チームも(自分のことを)諦めてしまう。自分から諦めることをしない」と取り組んできたレフティーが、新天地で輝きを取り戻した。