【J30ベストアウォーズ】ベストマッチは11年4月の川崎F-仙台戦 震災後の被災地の希望に

川崎F対仙台 試合前、センターサークルで黙とうする両チームのイレブン(2011年4月23日撮影・下田雄一)

Jリーグの開幕30周年記念イベントが15日に都内で開催された。

ベストマッチに11年4月23日のJ1第7節川崎フロンターレ-ベガルタ仙台戦が選ばれた。

等々力競技場で行われたこの試合は、11年3月11日に起きた東日本大震災によるリーグ中断から再開となった1戦。被災地である宮城県にホームタウンを持つ仙台はクラブハウスやホームスタジアムも被害を受けた。チーム関係者は県外に避難したり、ボランティア活動をしたりし、3月28日にふたたび集まった。

千葉県や埼玉県でキャンプを行って準備し、迎えた等々力での1戦は、仙台が2-1で勝利した。試合後、当時チームを率いた手倉森誠監督はインタビューで言葉を詰まらせながら「選手が最後まで力強く、東北のために精いっぱいやってくれました」と語った。

チームはここから12戦無敗と破竹の勢いで戦い続け、クラブ史上最高位となる4位に。被災地の希望の光になった。

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