川崎フロンターレ鬼木達監督(49)が18日、オンライン取材に応じ、20日の横浜FC戦への意気込みと、キャプテン橘田健人(24)について語った。
開幕から波乗り切れない川崎Fは、4月29日の第10節から3連勝し、復調の兆しをみせていたが、前節東京戦に1-2で敗れた。Jリーグ30周年記念スペシャルマッチとして国立競技場で行われたビックマッチだっただけに、痛い敗戦だった。
仕切り直してアウェーの「神奈川ダービー」に臨む。東京戦について「セカンドボールの反応、ゲーム全体の入り方も含めて改善しなきゃいけない部分があった。いろんなところでミスをしちゃいけないところ、隙をみせちゃいけないところがあった。自滅ですね。相手うんぬんじゃなかった。自分たちがやるべきことをやらなかった。失点シーンも退場シーンも。そういうところかなと思っています」と敗因を分析した。
今週のトレーニングは、攻撃での質の部分を特に意識付けしたという。トレーニングの中でパスのわずかなズレなどについてもきっちり指摘し、高い基準を要求した。「他のチームと違いを見せようと思ってやっている。アグレッシブさを持ちながら質をこだわりたい」。
横浜FC戦は、累積警告による出場停止で主力MFシミッチ(29)と脇坂泰斗(27)が出場できない。4月15日の名古屋戦以来、先発出場がないキャプテンの橘田健人(24)の活躍に期待がかかる。鬼木監督は「試合に出ていても出ていなくても変わらずやり続けてくれています」と評価。
スタメンに定着していないメンバーを念頭に「どの選手もそうですけど」と断りつつ「どんな状況でもその人次第。特に(橘田は)キャプテンで試合に出たり、出なかったりは辛いとかあるかもしれない。でもやっぱりその先に耐えたからこそ得られるものは、他の人にはないものになっている。それをあとは自分でつかみ取れるかどうか。よりそこに対して、大きい成果を得られるかどうかは自分次第。そこの姿勢というものを、より出してほしいかなと思いますね」と期待を寄せた。もがくキャプテンの覚醒が、チームを再び連勝街道に導く。
【佐藤成】