【神戸】武藤&大迫今季3度目のアベック弾で首位堅守 イニエスタは出番なし

神戸対FC東京 前半、先制ゴールを決めた神戸武藤は両手を広げ喜びを表す(撮影・和賀正仁)

<明治安田生命J1:神戸3-2東京>◇第15節◇27日◇ノエスタ

主将MFイニエスタの今夏限りでの退団が決まったヴィッセル神戸は、その発表後最初の試合で勝利を飾り、首位を守った。

大迫と武藤の元日本代表FWが今季3度目のアベック弾を記録。2人で前半だけで3得点をマークし、後半にPKで2失点したものの1点差で逃げ切った。

武藤は前半20分、右足で2試合ぶり今季5点目を決めると、同41分には、得点ランキング首位を走る大迫が、技ありの右ヒールで2試合連続今季11点目を記録。その3分後の同44分、再び武藤が右足で今季2度目の1試合複数得点を挙げ、3点差をつけた。

7月1日の札幌戦を最後に途中退団が決まったイニエスタは、2試合ぶりにベンチ入り。後半はピッチ脇で今季4試合目の出場へ準備を進めていたが、出番はなかった。

首位を走る神戸は、これで最近6試合は4勝2分けと不敗を誇り、2桁勝利一番乗りで通算10勝3分け2敗で勝ち点33とした。