浦和―鹿島の笛吹いたのはプレミアで経験持つマドレイ氏、選手から絶賛「ノーストレスでできた」

浦和対鹿島 後半、鹿島仲間(左)に警告を与えるマドレイ主審(撮影・足立雅史)

<明治安田生命J1:浦和0-0鹿島>◇第16節◇4日◇埼玉ス

浦和レッズは鹿島アントラーズとスコアレスドローに終わった。同試合で主審を務めたのは、日本サッカー協会(JFA)の審判交流プログラムで招請されたイングランドのアンドリュー・マドレイ主審(39)。プレミアリーグでも豊富な経験を持つ。両チームともデュエルが激しいが、マドレイ主審は「後ろから行くとファウル」など基準が明確で、アドバンテージの取り方も絶妙だった。

試合終了間際に鹿島MFピトゥカと浦和MF早川、鹿島GK早川と浦和DF酒井の小競り合いが起こった際は、両者を呼んでイエローカードを出し「けんか両成敗」とした。

試合の流れの中で出したイエローカードは2枚だけ。出場した選手からは「こんなにノーストレスで試合ができたのは初めて」「久しぶりに、純粋に相手と戦えた気がする」という声があがった。