【天皇杯】J3富山がJ1撃破 京都と延長激闘、PK戦11人目で決めた

サッカー天皇杯2回戦 京都対富山 PK戦で京都を破り歓喜する富山イレブン(撮影・上山淳一)

<天皇杯:京都2(PK9-10)2富山>◇2回戦◇7日◇たけびしスタジアム京都

天皇杯の2回戦29試合が各地で開催され、JFLの高知ユナイテッドがJ1のガンバ大阪を2-1で下す番狂わせを起こした。カターレ富山は京都サンガFCと2-2からのPK戦に10-9で競り勝った。FC東京はJ3福島ユナイテッドFCに先制されるも、3得点で逆転勝ちした。2回戦の残り3試合は14、21日に行われ、3回戦は7月12日に開催される。

富山はPK戦の末にJ1の京都を退けた。小田切監督は「我慢強く戦い、最後まで走りきった選手は素晴らしい」とたたえた。前半6分に大野がPKを決めて先制。同32分に追い付かれたが、後半12分に再び大野がゴール。逃げ切り目前の後半ロスタイムに同点とされて突入した延長は無得点でPK戦も11人目までもつれる激闘だった。2ゴールの大野は「PK戦だが、格上に勝てたのは自信につながる」と笑顔をみせた。