【藤枝】J2得点ランク首位のFW渡辺りょう「自分の役割をやった中でゴールを目指していく」

シュート練習に励む藤枝渡辺

J2藤枝FW渡辺りょう(26)が再びの量産態勢でチームをけん引していく。

17日のホーム熊本戦に備え、14日は午前練習で調整した。全体練習後には居残りでシュート練習に励み、鋭い弾道を連発。前節大宮戦で6試合ぶりに挙げたゴールの感覚を確かめるように打ち込んだ。目覚めの1発で、得点ランクは単独トップ(11得点)に浮上。渡辺は「取れずに足踏みした壁を一つ乗り越えられたことは、自分の成長にもつながる」と手応えを口にした。

今季は開幕戦での2得点を皮切りに14節で大台の2桁得点に乗せた。その後は相手から警戒される場面も増え、ゴールから遠ざかっていた。それも、自身がレベルアップする試練と捉え「ゴールを取れなくても一喜一憂せずにやってきた」。今後も予想される執拗(しつよう)なマークは想定内で、「自分が起点になって周りの選手を使えば、チームのチャンスは増えるはず」と、「つぶれ役」も買って出るつもりだ。

前節で勢いを取り戻すゴールを決め、次戦は前半戦最後の試合に臨む。勝てば1桁順位で折り返せる可能性が残っているだけに、渡辺は「自分の役割をやった中でゴールを目指していく」と、今季3度目の2戦連発を誓った。【神谷亮磨】

 

〇…この日の練習後、選手の用具などを運ぶクラブ初のラッピングトラックが披露された。クラブスポンサーで、主に運送業を行う株式会社GV(島田市)がチームに進呈。藤枝のエンブレムと同会社のロゴがデザインされている。進呈式には藤枝の徳田航介社長と、GVの上野孝治社長が出席。徳田社長は「我々は多くの方々に支えてもらっている。感謝の気持ちを持ってこれからも戦っていきたい」と決意を新たにした。